BREADEN TIMESご愛読の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

 昨年は社会的背景、釣りを取り巻く環境は困難に晒された一年となりました。

 希望に満ちたはずの新年も暗雲が立ち込め、先行きの見えない困難が立ちはばっかっている状況が続いています。

 釣り人、釣り場を取り巻く問題は深刻かつ、かつての様に楽観的に無邪気に釣りを楽しめる状況ではありません。

 BREADENブランドとして、私達個々としてどのように思考し、どこを目指し、どう活動するべきか?問われる一年になると捉えています。
 部品調達や納期など生産背景、国内外の社会情勢の影響等考慮し生産販売を見送っていた案件に今後どう取り組み?リリースするべきか?難しい判断を迫られています。

 新年早々、不安山積ではありますが、感染症予防対策の各種規制や行動制限は国や地域によっては徐々に解除され、国内各地でもフィッシングショーなどのイベントなども復活し、地域紛争や行動規制による不況も徐々にでも解決改善されてゆく事を期待したいです。

 そして、より多くの釣り場が解放され、釣況にも恵まれ、初心者からベテランマニアまで多くの釣り人が何の不安も心配もなく無邪気に思う存分に釣りに熱中し楽しめる社会になりますよう祈願致します。

 皆様にとってゴキゲンな一年になります様、スタッフ関係者一丸しっかりとした思考と活動で前進できる一年にする所存です。

 2023年のBREADENにお付き合いご愛顧の程、よろしくお願い致します。

株式会社BREADEN 

代表 村井 光一 

 

2023年あけましておめでとうございます。昨年も年始メールマガジンを書かせていただきました。そのときにはコロナ禍にはじまり、コロナ禍に終わりと書かせていただきましたが、今年は昨年よりは感染対策等が緩和してはいるものの第8波の到来などと言われて油断できる状態ではありません。感染対策をしっかり取りながら日常を取り戻していきたいと思っております。しかしながら釣りは外で行う趣味ですから密を避けるという事で釣り人口はここ数年で増加したことを肌で感じます。感染対策だけでなく、水難事故への安全対策も万全にしておく事も重要です。特にお子さん達にライフベストを着用している親子アングラーが増えて喜ばしいのですが、股を通すベルトやひもを使っていない方を時々見かけます。これは足から落水した場合、ライフベストが脱げてしまうので股を通すベルトやひもを確実に通して使ってください。
我々フィールドスタッフも皆さんのお手本になれるよう襟を正すべきと新年を迎えてあらためて思う次第です。

 

みなさんによく質問される事なのですが、ボートでのアジ釣りにおいてジグヘッド単体(以下ジグ単と表記)の釣りとバチコンの釣りはどちらが釣れますか?
これは難しい質問です。
結論から申し上げるとどちらも同じぐらい釣れます。
過去を振り返ってみると3時間でひとりの釣果としてどちらの方法でも100匹以上というのが最高記録です。1時間に33.3匹ですから10分で5匹以上釣らないといけない訳でとても忙しいですし、ハードルは高いです。ライントラブルをしていたりすればあっと言う間に時間は過ぎていきます。トラブルを起こさずに機械のようにアジをかけて、やりとりをし、取り込み、針を外す。この一連の動作をよどみなく行うことが重要です。とはいえサビキ釣りなどの場合、針が沢山ついていますのでアジの活性次第ではジグヘッド単体もバチコンもまったく敵いませんが、アジをしっかりかけて釣るという点でゲーム性が高いのがアジングの魅力なんです。

話を戻します。
アジのいるレンジが浅いか深いかでどちらが手返しが良く釣りが出来るかが重要です。水深7〜8mのエリアで比較的アジがうわずっていればジグ単の場合着水後5秒くらいフリーでフォールさせて、それからテンションをかけてアクション、テンションフォールなどでバンバン釣れます。しかし同じ場所でもアジがボトムに張り付いているような時はフリーフォールをしっかりさせてボトムまで落としてからじっくり誘う必要があります。そうなったらジグ単よりもバチコンが有利です。バチコンはシンカーが重いのでボトムまで数秒で着きますし、手返しはとてもいいです。僕の場合はジグ単の釣りでは1.5gのキラーダートかスモウヘッド1.5gを基準にイメージをしています。ジグヘッドは軽ければ軽いほどワームを吸い込みやすくなります。(もちろんワームの比重、長さ、柔らかさも重要な要素)ですから極力軽いものを選びたいところですが、ボートの場合は足元が不安定ですから繊細なあたりを感じるのは慣れが必要です。風が強く波やうねりがあるならばジグヘッドを重くして操作感を感じなければ釣りが成立しないので、感じられるまで重くしましょう。キチンとジグヘッドの重さを感じる事が出来るようになれば徐々にジグヘッドを軽くしていけば良い訳です。ラインの素材は感度に大きな影響を与えるのでとても重要です。ラインの選択はナイロン、フロロカーボン、ポリエステル、PEと種類が豊富ですがナイロン、フロロカーボンは細糸になると伸びが大きくて何をやっているのかわかりにくいですし、PEですと風の影響や浮力があるので使いにくいと感じる場合もあります。ですから僕はジグ単の釣りでは伸びの少なさ、感度の良さでポリエステルラインを使っています。強度のなさはリールのドラグセッティングとロッドのしなりを上手く利用すれば尺を越えるアジであっても充分取り込めます。バチコンでは感度と強度の両立でPEとフロロカーボンラインを使っています。
ジグヘッドの重さの基準は1.5gですと言いましたが、2gを使うこともありますし3gまで重くする事もあります。これはジグヘッドのアクションでしかアジが口を使わない場合はジグヘッド単体で10m〜20mの水深でもあえて狙うという場合もあります。流石にこの水深になりますとバチコンで狙うべきだと思いますが、普通にバチコンをやっただけではワームに口を使わない時があります。ですから、どうやったら口を使ってくれるかを色々と試す事になります。そんな経験が役に立ったのが年末に行った釣行でした。そのときの話をレポートします。

年末の事ですが、よく一緒に釣りに行く仲間と釣り納めをしなければねと考え、クリスマスの翌日の12月26日にいつもお世話になっているジョーズガイドサービスさんにお邪魔しました。その日の潮汐は中潮、18時が上げ潮止まりで下げ潮止まりが日付変わっての深夜1時30分、出船時間は20時30分でそこから3時間の釣行になりました。理想的な形の釣り納めでは?と考えての釣行でした。なぜなら、東京湾は下げ潮の方が潮が効く場合が多いので釣行時間中はフルで潮が効いていると考えられる日程でした。アジの着き場を熟知している船長は今現在どこにアジがいる事を知っているので、いい場所に連れて行ってくれる訳です。

ポイントの解説としては護岸された岸際で(まぁ横浜界隈で護岸されていないところはほぼないですね)水深18mでボトムはフラット、岸際から強いライトが海面を照らしていて、夜中でもヘッドライトなしに充分仕掛けやワームの位置の調整や刺し直しが可能な程の明るさがあるポイントです。アジはこの強烈な光に寄せられるプランクトン、甲殻類、バチや小魚を捕食しているようです。(これは持ち帰ってアジをさばいた時にお腹の中から回収したもので確認しています)壁際を1箇所でとどまっているというよりは岸際を行ったり来たりして餌を採餌しているように思われます。これは船の魚探を見ているとずっと魚影が写っているのではなく現れたり消えたりするのでそのように推察しています。また、潮や風の影響で船も1箇所でとどまって釣りをするというよりはゆっくりと岸際を流していき、端まで行ったら元に戻って流し直しの繰り返しです。
僕はこのような場合バチコンを選択します。仲間も同様にバチコンでスタートです。

それぞれがいい思いをしたカラーやワームを選んでセットします。この時期のバチコンの誘いの入れ方としては巻き上げというテクニックが有効です。すなわち、フリーで仕掛けをボトムまで落として着底すると直ぐにベールを返して巻き上げ始めます。巻き上げるスピードは極々ゆっくりで回転数を数えながら巻き上げます。あたりのレンジを知る事で効率よくかけていく事ができます。最近はハイギアのリールを使われる方が多いですが、リールのギア比をハイギア、ノーマルギアと混在して使う時は巻きスピードの修正を意識して使ってみてください。巻き上げは簡単なようで、実はとても奥が深いテクニックです。同じ事を並んでやっていてもひとりは釣れるがもうひとりはあたりなしなんて事は普通にあります。自分の中で巻きのスピードの基準を持って、今日は巻きスピードが早めだな、遅めだな、などの意識を持つ事は重要ですし、釣れている人の巻きスピードは是非参考にしてみて下さい。お気に入りのワームを使いあたりが出ていても3〜5匹釣ったならばワームのカラーは変えていきます。変えていきながらあたりカラーを見極めていきます。その中であたりの多いカラーのローテーションを繰り返して釣り続けます。回遊しているアジの群れのサイズにもよりますが、やはり3時間も同じ場所で釣りをしているとスレが生じて同じ事をやっても当たりが出なくなります。

そうすると目先を少し変えてやってみます。ジグ単の釣りに変更するもよし、バチコンでの誘いを変えて誘います。巻き上げの誘いからボトムでのステイであたりを待つ、その間にラインを緩めたり張ったりしながら誘いを入れたりもします。こんな事をやりながらカラーチェンジをしていても、またあたりが遠のいていくので、再び巻き上げを再開したりもしますし、ボトムから段をつけながら誘い上げて待つ釣りもやってみます。この時巻き上げで釣った場合の巻き回数を覚えておいてその辺まで誘ってみてください。

フォールをして、着底した直後のワームが緩んだ時にあたりが出る事もよくあります。着底、ベールを返す、ロッドをきき上げるの動作はやる習慣をつけてください。ロッドティップにラインが絡んだ状態できき上げますとロッドが損傷する事がありますから注意してくださいね。

ボトムステイから横方向の水平移動が効く事があります。これはあまり水深が深いポイントですと水平移動が効いていませんのでせいぜい20m前後ぐらいまでが有効ではないかと思います。

そんな感じでいろいろとやっていても、やはりスレてきます。

ワームの形状を変えるのはすでにカラーチェンジと同時に行っていますので、この時点ではあたりワームやカラーはある程度絞られていますのでやる事はアクションを変える事につきます。

通常、この時点で2時間は経過しているのでアクションを大きく変えていきます。
まずは、フリップキャストでリグを遠くに投げます。フリーでボトムまで落として、ボトムをズル引きしてきます。これは先ほどの水平移動に似ていますがイレギュラーに振動しながら横方向に動くワームで誘う訳です。シェイクしながらズル引きも効果的ですしボトム付近をリフト&フォールしながら誘う事もやります。もちろん織り交ぜてやる事も可能です。この時点までにあたりワームを見つけておく事は重要で、この段階で新しいものを使ってなどとやると完全に迷子になります。(笑)

ラスト30分!!のかけ声でみんなの気合いがさらに入ります。普通に巻き上げではまったくあたりはありません。ボトムステイで忘れた頃にあたりがありますが、集中していないとあたりを取り損ねます。他の人はジグヘッド単体の釣りでは1.5gで底をとることが簡単ではないので2gや3gを使ってボトム付近を探っています。あたるのですが、フッキングがうまく決まらずかけきれなかったり、かかりどころが悪くて途中からでバレてしまったり、、、悶絶タイムに突入です。みんな最後の一匹もしくは二匹、三匹を釣って気分よく終わりたいので必死です。(笑)
僕ですか?最後の最後に取っておいたフリップキャスト&テンションフォールに挑戦です。
フリップで10〜15m程投げます。5秒フリーフォールでベールを返してテンションフォールです。
「ヌッ」と抜ける感じで合わせるとのります。
3回同じ事をやって同じに釣れてくれば正解ですから次も同じでやります。また、釣れました。その次も、、釣れました。アクションを変えただけなのにあたり連発です。三匹追加したところでフリーフォールを10秒にしてみて同じことをやってみます。全くあたりません。もう一回、あたりません。もう一回、あたりません。フリーフォールを15秒で挑戦してみますがあたりません。もう一度5秒に戻して「ヌッ」パシッ!ヒットぉ〜気持ちよく釣れます。
仲間に解説しながら目の前で釣ります。
「おお〜、テスターみたいだぁ」と言われて、、

一年の締めくくりを気持ちよく終われました。
実際のところまだまだテクニックはあると思いますし、確立しきれてないものもあるので追々報告していきますね。

<タックルデータ>
ロッド      BREADEN  GRF-TK606TS-tip
リール      D社 2000番
ライン      PE 0.4号
リーダー     フロロカーボン2.5号 60cm
シンカーライン  フロロカーボン1.0号 180cm
バチコンシンカー ナス型5号
ジグヘッド    スモウヘッド0.3g
ワーム      NejiNeji
         オーロラサイダー
         ケイムラクリア
         クリアジンジャー
         メロンソーダ
         ドットグローレモン
         イワシフレーク

インチョー(杉村 徳章)
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あけましておめでとうございます!

 

昨年は釣りを通じてたくさんの方と仲良くしていただきました。

なかなか釣りに誘われても行けなかったりしましたが、家でできる釣りに関することをして楽しんでました。

ワームやリグやルアーを作ったり、車の中を釣り仕様にカスタムしたり・・・^ ^

 

ルアーやワームも自分で作って、自分の考えてる動きをするかと試してみたりしていますが、いい感じにできたと思っても思った動きをしてくれない(涙)

時間も限られていますし、そんなこんなで作りかけで終わってるモノばかりになってきました。

今はSUMOHEADにフィットするようなミノーワームができないかと思い作ってます^ ^

巻いてくるとミノーのようにフリフリして浮きにくく、ボディはできるだけ細い感じに。プロトでアジ、メッキ、メバル、カサゴが釣れてくれました♪

でもすぐにワームがズレたりとなかなか課題が山積みです、やっぱり物作りはそう簡単にいきませんね~。

お正月休みは1/2/3の3日間でした。

毎年年明けは釣りに行くことがルーティンになっていて、今年の年明けは大分へアジング !

 

近年はあまりデカいやつ釣れておらず、年々サイズが小さくなってきている気がします。

大きいのを狙うならやはりボトムを意識する必要がありますし、ボトムを意識しすぎるとカサゴばかりになってしまったりとなかなか難しいですが、狙い通りにうまく捕れたときはかなり気持ちいいですね!

釣れない時はジグヘッドの種類や重さでフォールスピードやアクションを変えたりしながら、その日のアタリパターンを探っていきます。ブリーデンのジグヘッドはSUMO HEAD、キラーダートともに本体に重さが表記されているので、何グラムがわかりやすくローテーションやチェックが快適にできます。

今回、デカいアジに効いたのはキラーダートの方でした。流れや風が強かったので、キラーダートをダートさせテンションを少し張りながらボトムに送る感じの方法が効果的でした!

そして、爆風の中エギングも。。

波も高く、風が強く向かい風なのでいつもどおりやってるとあっという間にエギが足元までくるような状況。

この状況をなんとか打開するために、ドラグをゆるゆるにしてできるだけに手前に寄ってこないようにしてキャスト先でジタバタさせるようにしてやってやるとうまく捕れました(^^)!!

ドラグの調整次第で釣果も劇的に変わりますよ~

あとはTR93PE-Houriでミニマルを使ってメバリングも。

ミニマルで足元のテトラ付近をしっかり攻めて、長尺をいかしたやりとりでしっかり良型ゲットできました!^ ^

休みの最終日(1月3日)は家で釣り仲間と釣りについていろいろ話をしました。海の状況についての考え方や魚目線での気持ち、釣れるイメージパターンの作り方などいろいろ勉強になりましたね~。

あと忘れてはいけないのは、釣り場のゴミ問題や釣り禁止エリアなど。

釣り人=悪人のようなイメージにならないように、清掃をしたりマナーを守ってやっていきたいと思います。

 

ムラテツ(村上徹)
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2022年12月放送、三重テレビ「ルアー合衆国」の動画です。

KAKKY氏がボートから水深10m〜15mのポイントをジグ単で狙います。

SUMO HEADとNEJI NEJI/BACHIの組み合わせで尺アジ連発!

 

【出演】「ブリーデン」KAKKY(岡澤 孝幸)
【ロケ地】和歌山県和歌山市築港「フィッシングボートAir」

 

ムービーを見る
 
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ブリーデンアウトフィッシングショップは、ウエアやフットギアを中心とした取扱いとなっております。

(ロッドやルアーなどのフィッシングタックルは対象外です)

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1)ロッド保証書登録について

ロッドに付属してある保証書の片側は、保証書登録カードになっております。
ご購入後は速やかに保証書登録をお願い致します。
保証書に記載しておりますように、登録を行なっていない場合は保証書が使用できない場合もございます。
また、購入店・購入日の記載がされていない保証書もご使用になれませんので、ご注意ください。

2)ロッド水洗いの注意点

ロッド使用後は水洗いにて、塩分・汚れ等を落としてください。
その際、ブランクス内部に水が入らないようにご注意ください。
(ティップ側を上下逆さまにして上から水を掛けたり、お風呂の中にまるごと浸けたりするとブランクス内部に水が入ってしまいます)
ティップ側のロッド内部に水が入った場合は、シャクリ時やキャスト時の負荷がかかるタイミングでギッ、ギッといった異音が発生します。
(特にエギングロッドにおいて顕著です)
ティップ側に一度入ってしまった水は簡単には除去できなくなり、有償修理となりますのでご注意ください。

 
 

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