いつもより長い夏がやっと終わったな。。。と思っていましたが、立冬も過ぎ、暦の上ではもう冬なんですね。なんか11月になっても夏日が続いたりと、うまく季節感を感じられないのですが気がつけば今年も残り1ヶ月半!らしいです。
子供のイベントなどもあり思うように釣りに行けない日が続いたのですが、これからは釣りにいける回数も取れそうですので、ライトリグの季節を楽しみたいと考えてます。

さてさて今回は私自身も楽しみにしているの商品リリースに関する情報です!

欠品していたミニマルエボロジー50シリーズの出荷に続き、その後新製品2つがリリースを控えています。

新製品の1つは、”T3S(Turbine shrimp swimming system)”を搭載した『エビのさんぽ』。

おかげさまで発売前より話題になっています。

特徴はなんといってもT3Sシステム!!イメージをGIFで作成してみました。

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こんな感じでエビの手の動きを模した歯車が特徴です。
これは水流を受けて回転するのですが、ただ巻き時はもちろん、ゆっくりとしたスローフォールでも回転するようにできています。回転による波動や、タービン部分の光の屈折変化によるアピールができるということです!
タービン部分のカラーですが、光の屈折を狙ったクリアタイプと、グローの2種類がありますので、うまく使い分けてみてください。あと、細かいところだとボディにプレートが内蔵されていて、それがカラーによって異なります。

”クリアフラッシュ”の場合は内部にメタリックなホロプレート、”シュリンプ”はクリアなホロプレートです。(他のカラーはクリアでホロ無し。)

ホロプレート搭載のカラーは、横か見たらキラキラと見えますし、真下から上を見上げるとクリアに見えると面白いアピールができるカラーになっています。

全6カラーですが、カラー選択の参考にしてみてくださいね。

フィールドスタッフインチョー氏は「エビのさんぽ」でメバル、アジと一足先に釣り上げてますよ~。

新製品のもう一つはマグネットネックライトです。こちらは今月末あたりの出荷を予定しております。
マグネット付きネックストラップは使っていただくとわかりますが、本当に便利です。首裏でパチンとくっついてくれます!今後ネックタイプは全てこれになっていきそうな気がしますね・・・・笑笑

ライトの特徴については vol.143 で取り上げてますので、よろしければバックナンバーでご確認ください。
https://rss.breaden.net/mailmagazine/vol143/

ボディカラーが複数あるのもブリーデンのライトの特徴ですが、今回はブラック、ブルー、オレンジの3色をラインナップ。私は今回ブルーにしようと思ってます。小物は色で遊ぶのもオススメです♪♪

 

それでは発売をお楽しみに!!

 

Aonashi Hiroyuki 
BLOG【13luepearのねじ巻きブログ】

 
 

釣りの PDCA

 

BREADEN TIMESをご覧の皆様。こんにちは。フィールドスタッフの津田です。

冷え込んだかと思うと急に暖かくなったり、なにかおかしな秋ですね。でもどうやら、このBREADENTIMES11月号が配信されるあたりから北風が吹いてぐっと冷え込んでくる予報です。となると、いよいよメバルですね。先シーズンはあまり良くありませんでしたが、今シーズンはどうなるでしょう。当たるといいなぁ。

 

今回は実釣レポートではなく僕が釣りをする際に大切にしていることについて。題して「釣りのPDCA」です。

 

皆さまPDCAってご存知ですか?僕の本職は製造業での品質管理なのですが、その中での品質の改善の科学的管理のサイクルのことをPDCAと言います。Pはplan、計画です。Dはdo、実行ですね。Cはcheckで評価、そしてAはaction、改善です。結果が思うようなものでなければまたPに戻って、狙いの目標が達成できるまでこの改善のサイクルを何度も回すことが大切だとされています。

 

何か目標を達成しようとするときには思いつきや場当たり的な対応を取らず、ひとつひとつ意識しながら、記録しながら科学的に進めていきましょう、ということ。そして事実を蓄積していくんです。今の状況はどうか?その中で今自分がやるべきことは何か?そのためには何をするか?その検証はどうやるのか?そして出た結果をどう捉えるのか?だとしたらじゃあ次に何をしなければいけないか?明確にして進めましょう、ということです。

 

これって釣りにもそのまま使えると思いませんか?というよりも、ある程度経験を積んだ釣り師であれば無意識にやっていることなんだろうと思います。ただ、無意識ではだめなんです。1日に100回キャストするとしたら、100回このPDCAのサイクルを「意識的に」回すこと。適当な釣りをしない。これが僕が釣りをする上で一番大切にしていることです。なぜこれが大切か?それは、釣りにおける「再現性」を手に入れられる唯一の方法がこれだからです。

 

狙う魚種における今の季節感、その日の天候、時間帯、風の向き、潮の流れ、波の高さ、想定されるベイト、灯りの方向や潮目など目に見える何か、それらを総合的に把握して、じゃあ狙うお魚はあの場所のどこのレンジにいるんじゃないか?とすれば何を使ってどの位置から攻めるか?スピードはどうか?など、過去の経験、知識を使って計画を立てるんです。そこで初めてキャストする。そしてやろうと企てたことをそのままやる。途中で変えない。やり切るんです。

 

すると釣れた、釣れなかった、結果が出ます。釣れたとしても、やったー思い通りー!とか簡単に喜んではだめですよ。その計画がうまく合っていたのか?本当にそうか?たまたまじゃないのか?その検証をまたPDCAのサイクルに乗せてやるんです。あえて違うことをしてみる、早く巻くとかレンジを少し変えるとか、反証するんです。そしてまた元に戻す、そこで結果が出れば思った通りだったんだな、とその一連の釣りを記憶するんです。同じ状況でもう一度やれるように。

 

釣れなかったとしたらどうするか?僕はその釣れなかった釣りを3回繰り返します。釣りというものは偶然性が入る余地がどうしても大きいので、やっていた事が正解だったとしてもその通り結果が出ないことも多いんですね。なので3回やる。1回しかやらなかったのにそれを答えだとしてしまうことはとても危険です。実は正解だったのに何かたまたまがあって結果が出ないことは釣りにはとても良くあることなんです。でも3回やって結果が出なければおそらく間違いだと考える。思っていた状況じゃないんだな。じゃあどうするか、また考える。実行してみて初めてわかることもあって、最初に思ったよりも潮が早いとか風が強いとか、あると思います。それを加味してまた計画を変えてキャストする。その繰り返しです。とにかく漫然と釣りをしない。ワンキャストを大切にするんです。

 

でも、状況はわかってもどこにお魚がいるかも、なんてわからないよ、正解に対する計画なんて立てられないよ。そうおっしゃる方もいらっしゃるかもしれません。そうですね、まだ経験が充分でなければそうだと思います。ただこのお話は、正解を一発で当てろ、という話ではないんです。計画したことが正しいのか間違ってるのか、それは実はそれほど大切なことではありません。大切なのは、今の自分の立ち位置がどこか?明確にしましょう、ということなんです。今自分がやろうとしていることがどの座標にあるかわからなかったら、結果から導き出した次のアクションの座標も分からないんです。とにかくなんでも良いからやることを決めてやってみる。どこに投げるのか?レンジはどうか?スピードはどうか?正しいかどうかではなく今自分は何をしているのか?それをはっきりと意識するんです。それを繰り返すことが経験になっていきます。そしてそれを繰り返すことによって間違いなく正解に近づいていきます。

 

あそこにお魚がいるだろう。サイクルを回しながら経験を積んだ釣り師がそう考えたらそれは「想像」です。まだ経験の浅いうちのそれは「妄想」です。想像の原資は経験であり、妄想の原資は欲望なんです。もちろんみんな妄想から始まるんです。しかし精度の高い意識的な釣りを繰り返していくうちに徐々にそれは想像に変わっていきます。今自分の頭に浮かんでいるアイデアは想像なのか?妄想なのか?僕自身もよく考えることですが、その答えは再現性が示してくれます。状況に応じて同じことができること。釣りが上手いってそこですよね。

 

なんの世界にもプロっています。プロって何?と言えばどれだけ再現性を持っている人か?ということだと僕は思います。野球で例えるなら、たまたまバットを思いっきり振ったらホームランになった!俺はプロだ!ではないですね。じゃあもう一本打ってみろ、と言われます。それを打てたとしたらじゃああと五本打ってみろ、と言われます。そういうことができて初めてプロなんですね。打率3割とかホームラン50本とかの数字はなんの数字なのか?と言えば再現性を表す指標なんです。状況が変わっても同じことが3割もできる。50回もできる。これもPDCAの積み重ねなんだと思います。メジャーリーグの大谷選手なんて、打席ごとにそれをやってるのが見ててすごくよく分かりますよね。構え方、動きのひとつひとつがすごく意識的です。

 

釣りにおけるプロというのも同じです。メーカーサポートがあればプロ、というわけではなくて、良い結果をどれだけ再現できるか?なんです。それを高めるためには上に述べたような釣りをするしかありません。それが唯一の方法です。言っている僕もまだまだなんですけどね。

 

去年の同じ11月号のBREADEN TIMESに書かせていただいたエギングにおけるただ巻きメソッドはこのPDCAのサイクルを徹底的に繰り返した結果行き着いたメソッドです。沖の流れでエギを意識させて、ただ巻きに着いて来させて、イカが有利になる乗せ場所を手前に用意しておいて、そこで一気に乗せる。このメソッドの正しさの証明のために徹底的にやったのは反証です。ただ巻きに沖から着いてきたんじゃなくてたまたまそこにいたイカが乗っただけではないのか?とか、どうしても残る疑念というのがあり、その払拭のための反証を繰り返しました。確かに、たまたまそこにいたイカもいるんです。でも着いてきたイカとそこにいたイカでは乗り方、エギへのアプローチが違うんです。

 

この釣りを繰り返していると沖から来て最後まで乗り切らなかったアオリイカが徐々に近距離に溜まってくるんですね。全てがまた沖に帰ったりしないんです。時間が経つにつれその個体が増えてくる。手前でのあたりが増えてきます。しかしそれは乗るにまで至らず、コンッと触ってくるだけというのがとても多い。乗ったとしても触腕一本とかとても疑心暗鬼です。着いてこさせて想定した乗せどころで乗せたアオリイカは、確信を絵で描いたようにガッツリと抱えるように乗ってきます。エギが急に近くを通った、長距離を狙いを定めながら着いてきた。その差なのだと今のところ考えています。あくまでも今のところ、です。検証を重ねながら真実に向けて精度を高めていく釣り、ワクワクしますよね。

 

写真はそんな今シーズンのアオリイカ達。サイズがいいのもこの釣りの利点なんですけど、でもその理由は今のところまだ分かっていません笑

TSUU(津田 弘臣)
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 こんにちは、イカ君です。11月だというのに、日中はまだまだ汗ばむ陽気が続いていますね。熊本では11月の3連休の最高気温が27度にまで上がっていました。この暖かさのせいなのか、海の様子は、生まれたての小指サイズのアオリイカがウヨウヨ居たり、この時期見え始めるデイメバルの姿が見えなかったり、いつもと違っているようです。海況が例年と違う状態となっており調子が狂いますが、自然と対峙してアジャストしながらアタリを探すのも釣りの楽しみ。そんなこんなでやっております。さて、そろそろ始るであろう激流メバリングへ向けて、今回はバイスライダーの事を書きたいと思います。

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 バイスライダーは、メタルマルに匹敵する程の相当の釣れ釣れジグです。釣れ釣れの秘密はいくつかあるのですが、その一つは勝手に自走してくれるスライドアクションです。平べったく細長いボディの片方にウエイトが寄った形状ですので、リアウエイトとなるようにラインを結んだ状態でラインテンションを抜くと(フリーの状態にすると)、横にスライドしながら滑空するアクションを見せてくれます。アクションさせるための一連の動作は簡単です。ラインテンションが掛かった状態でロッドを大きく煽ってジグを跳ね上げ、ロッドを直ぐに下げてジグをフリーにします。すると、ジグはテンションが抜けた時からスライドしながら沈んでいきます。このスライド距離、方向、スピードはイレギュラーですので、リアクションバイトを誘い、フィッシュイーターはスイッチが入るという訳です。先に書いた激流メバリングでは、水深20mより深い海峡部、ボトム付近でこのバックスライドアクションをすると、流れも相まってドリフトし、メバルの射程距離に入るとガツンときます。
 ボトムだけでなく、メバルが上ずったシチュエーションでも使えます。ジグの重さが10g、7g、4.5gと3サイズあるので、一番軽い4.5gで流れの中上ずったメバルにスライドアクションを見せて上げると喰ってきます。ジグが軽くなるとスライド距離は短くなりますが、メバルの居るレンジを外さないようロッドのふり幅とフォール時間を意識しながら調整してあげます。このイレギュラーアクションのスイッチを入れる性能は素晴らしく、6月曇天の蒸し暑い日中に堤防脇に浮いたメバルへ7gのスライドを見せるとメバルが大興奮状態に突入したこともありました。ワインドやミノーのジャーキングとはまた違った、人が操作しないジグの重さと潮の流れによって自然に生み出されるイレギュラーさが良いのかなぁと思っています。
 メバル中心な話しになってしまいましたが、『メタルマルに匹敵する釣れ釣れジグ』と言うからには、他の魚種も勿論釣れます。10g、7gはメタルマル13g・19gと同程度の長さで、丁度良い小魚感。このサイズ感でイレギュラーアクションをすると、フィッシュイーターが見逃さない訳有りません。キジハタやチヌ、マダイなどなど、ショアからのライトゲームではとても楽しませてくれます。カサゴやエソに至っては、主食なのか!?と言うくらい本当に良く喰ってきます。堤防や小磯、サーフなどなど、フィッシュイータがいればどこでも使いどころが有るバイスライダーです。皆さんも是非試してみて下さいませ。

イカ君(松本大志)
BLOG【ゲーリーマツモトのキャッチ&リリース通知書】
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ブリーデンの全ルアーを対象にしたフォトコンテストを開催中!!

 

豪華景品を用意してお待ちしておりますので、是非エントリーを。

 

大会詳細はこちら
 
 
 

■エビのさんぽ

●エビのさんぽ50N

ノーマルタイプ
3.0g 50mm ¥1,100(税別)
 
 

●エビのさんぽ50D

ディープタイプ
3.4g 50mm ¥1,100(税別)
 

※12月発売予定

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■MAGNET NECK LIGHT [BNL-06 Ninja]

  • ネオジム磁石搭載ネックストラップ
  • メインライト赤色150ルーメン

●カラー:01 ブラック/02 ブルー/03 オレンジ
●価格:¥3,980(税別)

※11月発売予定

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ブリーデンアウトフィッシングショップは、ウエアやフットギアを中心とした取扱いとなっております。

(ロッドやルアーなどのフィッシングタックルは対象外です)

 

BREADEN OUTFISHING SHOP
はこちら
 
 
 

1)ロッド保証書登録について

ロッドに付属してある保証書の片側は、保証書登録カードになっております。
ご購入後は速やかに保証書登録をお願い致します。
保証書に記載しておりますように、登録を行なっていない場合は保証書が使用できない場合もございます。
また、購入店・購入日の記載がされていない保証書もご使用になれませんので、ご注意ください。

2)ロッド水洗いの注意点

ロッド使用後は水洗いにて、塩分・汚れ等を落としてください。
その際、ブランクス内部に水が入らないようにご注意ください。
(ティップ側を上下逆さまにして上から水を掛けたり、お風呂の中にまるごと浸けたりするとブランクス内部に水が入ってしまいます)
ティップ側のロッド内部に水が入った場合は、シャクリ時やキャスト時の負荷がかかるタイミングでギッ、ギッといった異音が発生します。
(特にエギングロッドにおいて顕著です)
ティップ側に一度入ってしまった水は簡単には除去できなくなり、有償修理となりますのでご注意ください。

 
 

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