<新製品ロッドの話>
今回は、少しロッドのお話をさせていただきます。

VOL.161でも少しご案内しましたが、新しいロッドの発売が徐々に迫ってきました。
その中でも今回は、「TR711 PE Special」に焦点を当ててご紹介したいと思います。

 

「PEスペシャル」といえば、TR85やTR93が発売されたのが14年前。
私自身、TR85を相棒として、発売当初からさまざまな釣りに使ってきました。

ライトゲームからミドルゲームまでが私の主なスタイルですので、20gまでキャストできるPEスペシャルは、まさに私の釣りの大部分をカバーしてくれるロッド。
メバリング、チヌゲーム、マゴチなどのフラットフィッシュ、ライトショアジギング、秋のエギング、タチウオのテンヤ釣りなど……
この1本があれば、たいていの釣りがこなせてしまう。そんな頼れる存在です。

そしてその「PEスペシャル」の弟分ともいえるモデルが、この秋ついに登場します(当初は7月発売予定でしたが、9月に延期となりました)。

 

今回のモデルは、従来のPEスペシャルとは見た目も大きく変わっています。

TR711

従来モデルではストレートタイプのグリップを採用していましたが、今回はご覧のとおりセパレートグリップ仕様。そして、グリップ素材にはコルクを採用。まるで別シリーズかと思うほどの変化です。

ちょうど1週間前の7月6日、今シーズンの最終戦となるであろう「メバリング」に、この新しいPEスペシャルを持って出かけてきました。私が感じた使用感をお伝えしますので、ぜひ参考になさってください。

このロッド、実は投げる前に手に取った瞬間から違いがわかります。
まず感じたのは、「軽っ!」ということ。最終プロトの自重は97g。数値だけを見ると特別な軽量ロッドというわけではありませんが、リールを装着して持ったときのバランス感が抜群です。TR85と比べて6インチ短いため、バランスが良くなるのは想像に難くないかと思いますが、実際に使ってみると「こんなに違うの!?」と驚くほど、取り回しやすさに差があります。
グリップエンドまでの距離が私にはやや長めに感じられましたが、それもこのバランスの良さに一役買っているのでしょう。
キャスト時にはロッドがしなやかに曲がり、「これぞPEスペシャルのキャスト感」と思わせてくれる、安心感のあるフィーリング。とても素直で、気持ちのいいキャスト感です。
3g程度のプラグ単体のキャストやアクションも文句なし。さらに、フロートリグを装着してトータル15gほどになっても扱いやすく、非常に万能な印象を受けました。
ちなみに私は、TR85PEではジグ単での釣りをあまりしてこなかったのですが、このTR711ならジグ単も快適に扱えます。より軽量なリグにも対応できるのは、大きな強みですね。

遠投が必要な場面を除けば、このTR711が圧倒的に使いやすいと感じました。
コルクグリップもしっとりと手になじみ、温かみがあってとても好印象です。
私のように、「新しい相棒と出会った!」と感じていただける方も多いのではないでしょうか。ぜひご期待ください!
なお、こちらは9月発売予定です。

なお、VOL.162でご紹介した「KABIN」シリーズの新製品、
GRF-TK704 CS-tip および CRF-TK800CS -4Traveler については、いよいよ今月発売となります!

現在、出荷に向けて準備を進めておりますので、こちらもぜひ楽しみにお待ちください。

 

Aonashi Hiroyuki 
BLOG【13luepearのねじ巻きブログ】

 

 
 

皆様、お久しぶりーでん!

サミーでございます。

 

しかしまぁ暑すぎますねぇ!

大阪湾内は万博開催に伴って何かと騒がしく、釣り場の駐車場にも困る始末でオカッパリに行くのも気が引けます。

ということで、今年もケンサキ船に乗りまくってるわけですが、船に乗る前の準備だけで汗だくになってしまいますね。

出航してしまえば夕焼けも綺麗だし、潮風も心地良いし、好釣果を妄想してあれやこれや物思いにふける。

釣りしてる時よりも楽しい時間かもしれませんw

いざポイントに着けばケンサキとの知恵比べ。

行くたび同じパターンで釣れることなどほぼほぼ無く、自分の経験の引き出し総動員でかかって、その日に強い釣り方が見つかった時の喜びは、頭の中に何か変な汁が出る感覚さえありますw

引き出し全部引っ張りだしても見つからないこともまあまああるんですけどねw

そんな経験も新しい引き出しが増えて後々喜びに変わる時がくるかもしれません(^^)

さて、そんな釣り場への妄想タイムから生まれた仕掛けのお話しをば。

 

以前、仲間のボンバーさんから教えていただいた、リーダーに中通しオモリを通してエギを結んだ仕掛け。

僕はイカボンバーと勝手に呼ばせてもらってます。

中通しオモリのラインスルーでアタリがダイレクトに出て、ルアー合衆国の放送でも釣れるところはお見せしました。

このイカボンバーをヒントにして、遊動式のオモリグはできないか?と思いつきましたw

イカボンバーがラインスルーなテキサスリグなら、中オモリ式のオモリグは重すぎるスプリットショットリグかブッ込み仕掛けです。

ブリーデン のシンカージョインターで三又になって、絡みにくくアタリも出やすくなっていても、ロングリーダーで40号まで使う最近流行りの投げオモリグはそもそもアタリが出にくい釣り方の仕掛けなんですよね。

バサーでアジンガーの僕はラインスルーでアタリが出やすいヘビーキャロライナリグにしたくなりましたw

ということで、メインリーダー→中通しオモリ→スイベル→リーダー1ヒロ→スナップ→エギマルとリグってみましたが、オモリの号数交換が結び直しで少々面倒くさいw

釣り具屋さんの餌釣りコーナーを彷徨って良さげな物を見つけました。

遊動ウキに使うウキペットと呼ばれるパーツです。

これならコンパクトでラインスルーだし、スナップでホゴオモリの脱着も簡単です。

色々やってみて今のところ、メインリーダー→デンタルフロスでウキ止め糸代わりにオモリの暴れ防止→シモリ玉→ウキペット+ホゴオモリ→結び目保護のシモリ玉→スイベル→リーダー1ヒロ→スナップ→エギマルで落ち着いてます。

オモリとウキペットが移動できるシモリ玉とウキ止め糸までは10cmぐらいにしてます。

デンタルフロスはアンワックスを使わないとズレまくりますw

潮の影響を受けたくないので、できるだけ余分な物がないシンプルな仕掛けにしたくて、シモリ玉x2をウキ止めゴムか何かに変更しようかなとも思っております。

絡み防止のパイプも入れてみましたが、潮を受けて逆に絡みやすくなりましたw

まだまだ発展途上で試行錯誤している仕掛けですが、オモリの影響を受けないので、アタリはかなりハッキリと出ます。

たかが10cm移動できる遊動式ですが、アタリとしてはかなり感知しやすくなります。

スイベルからエギまでのリーダーがたわんでいたらもちろんアタリとしては出ませんので、キャロ使いに必須のテクニック、ゆっくりサビいてオモリの先のリーダーを張り、アタリを出しにいく動作をお忘れなく(^^)

ケンサキ釣りもどんどん進化しています。

また発見がありましたら報告させていただきますね!

では良い釣りを♪

 

サミー仙人(神谷 佳寿)
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どうも、めばり〜です。
暑い日が続きますね。
梅雨の時期もこれまでの梅雨のイメージとはかなり変わってきたように思います。
まるで熱帯地方の雨季のような‥‥そりゃあ釣れる魚も変わってきて当然かも知れませんね。
そんな暑いこれからの時期に楽しめるのが、ハタゲームです!
毎年のように話題にしていますが、その手軽さから個人的にはかなりオススメの釣りです。
というのも、狙う場所は漁港周りの堤防など安全性も高く、気軽にエントリーできる場所がメイン。
そして、使用するタックルも強めのメバルロッドや、エギングロッドを流用可能。
無理にロックフィッシュ用タックルなどを用意する必要はありません。むしろ専用ロッドなどはヘビーすぎる物が多く、小型中心のライトハタゲームにはメバルロッドやエギングロッドの方が相性が良いと思います。
ブリーデンのロッドなら、PEスペシャルやdespoil、モンコリ、スペシメンなど、使えるロッドには不自由しません。
ベイトタックルの面白さを体感するなら、ロケットマルもオススメ。
ベイトタックルならではの釣りを気軽に楽しむことができ、ハタゲームでは好んで多用しています。
リール、ラインは個人的には2500番、3000番にPE0.6〜0.8号辺りを使用することが多いです。メバル狙いよりも少し強めに設定してますが、こちらもそのまま流用しても充分対応可能だと思います。
道具立てとしては、最近よく聞くミドルゲームっていうクラスになるでしょうか⁉︎
小型の魚でも楽しめ、不意の良型も視野に入れて遊べる、かなり魅力的なジャンルの釣りだと思います。

そして、この釣りでメインで使用するのがメタルマルをはじめとしたメタル系ルアー。
ハタゲームといえばワーミングのイメージも強いかと思います。専用リグなどもあったりしますし、確かに有効です。
以前は私もテキサスリグやダート系ワームなどもよく使用していました。
しかし、水温上昇に伴い多くの魚達の活性が高くなる傾向にあり、状況によってはフグやベラ、エソなどの猛攻を受け、ソフトルアーではストックがいくらあっても追いつかないような場面が多々ありました。
それがかなりストレスで、今ではメタルマル、ビースウェイ、バイスライダーなどのメタルルアーだけで楽しむスタイルになっています。
そこで今回特に注目してみたいのが「バイスライダー」です。
メタルマルの影に隠れがちなこのルアーですが、その見た目通り小型のメタルジグです。
ウエイトは4.5g、7g、10gをラインナップ。
メタルマルよりもウエイト的にも少しライト寄り。
カラーはグローからナチュラル系まであらゆる状況をカバーするラインナップがあります。
今回のハタゲームはもちろん、メバル、アジ、メッキ、カマスなどなど、使いどころ満載の万能ルアーです。
最大の特徴としては、ウエイトバランスにあるかと思います。装着する向きによって、フロントヘビー、リアヘビーと使い分けることができ、多彩なアクションを演出することが可能になっています。
ただ巻き、ワンピッチジャーク、リフト&フォールと、使い方は他のメタルジグ同様いたってシンプルですが、その中でも特にメタルジグが真価を発揮するのがフォールアクションだと思います。テンションフォール、フリーフォールで食わせの間をつくる!
そして、このフォールアクションをひとつのルアーで複数演出出来るのがバイスライダーです
フロントヘビーでの揺らぎのフォール、リアヘビーでのバックスライドフォール。
不規則な動きで魚の食性を刺激してバイトを誘発するメタルジグの真骨頂。
多くの実績を持つメタルマルとはまた違ったアプローチが可能になります。
状況に応じてメタルマルなど他のルアーと使い分け、多くの引き出しを用意するという意味でもかなり大きな武器になります。
そんな高いポテンシャルを持ったバイスライダーですが、私の場合ハタゲームでは10gをメインで使用します。
ラインナップ中一番のウエイトで、広く、深く広範囲をリサーチできることと、ウエイト同様ボディサイズも一番大きく高アピールが可能でハタ狙いでは10gがバランス良く使いやすいと感じています。
フロントヘビーでのボトムからの巻き上げやリフト&フォール。
リアヘビーでの大きくしゃくり上げてからのテンションを抜いたフォールなど、メタルジグならではのアクションはハタゲームでも有効な場面は多く、他のルアーとはまた違った楽しさがあります。
そしてもちろん、有効なのはハタ類に対してだけで無く、メタルマルやビースウェイ同様に、これからの時期ハタゲームによくゲストとしても登場するシオやツバスなどの小型回遊魚にも効果は絶大です。
ミドルゲーム用としてもオススメのルアーのひとつです。
ブレードアピールと素直な動きのメタルマル、ガンガン巻いて攻めるビースウェイ、フォールでリアクションを誘うバイスライダー、個人的にはこのルアー達だけで存分に夏の釣りを楽しむことが出来ます。
今年もこれからがシーズン本番です。
ハタ類を中心に夏らしい魚達との出会いを楽しみたいと思います。
皆さんも暑さ対策を万全に、夏の釣りを楽しんで下さい。

 

めばり~(濱口直久)

BLOG【志摩を釣る?】
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■TK division

GRF-TREVALISM KABIN 704 CS-tip

 アジングロッド、カーボンソリッドティップ2ピースモデルに、長尺の7'4"が追加。

 

GRF-TREVALISM KABIN 800CS-4Traveler

 遠征に対応する4ピースモデル4Travelerシリーズに、8'0"が追加。

 

※今月出荷

 

■TY divison

TY_V25

GRF-TREVALISM YOGI 510 CS-tip "V2.5"

GRF-TREVALISM YOGI 602 CS-tip "V2.5"

 

V2.5は一部マイナーチェンジの継続モデルです。スペックは基本的に前モデルを継承しています。

 

※9月出荷予定

 

■SPECIMEN division

SPE76

SWG-SPECIMEN 76tioptop "V2.5"

 

V2.5は一部マイナーチェンジの継続モデルです。スペックは基本的に前モデルを継承しています。

 

※9月出荷予定

 

■TR division

TR711

GRF-TR711 PE special 

 

ライトリグ~軽量ハードプラグ~13VIB、13iSlider&メタルマル19まで・・・85PE special、93PE specialの繊細なコントロール性能と不意の大物ヒットをも受け止めるベリー~バットのパワフルかつ柔軟な対応力はそのままに、7feet台の軽快さと手返しの良さがキャスト時の取り回しを気にせず、更なる機敏で繊細な操作性を実現します。

 

※9月出荷予定

 

■TX division

TX77_V25

GRF-TX77 despoil "V2.5"

 

V2.5は一部マイナーチェンジの継続モデルです。スペックは基本的に前モデルを継承しています。

 

※9月出荷予定

 
 
 
 
アウトフィッシングショップ

ブリーデンアウトフィッシングショップは、ウエアやフットギアを中心とした取扱いとなっております。

(ロッドやルアーなどのフィッシングタックルは対象外です)

 

BREADEN OUTFISHING SHOP
はこちら
 
 
 

1)ロッド保証書登録について

ロッドに付属してある保証書の片側は、保証書登録カードになっております。
ご購入後は速やかに保証書登録をお願い致します。
保証書に記載しておりますように、登録を行なっていない場合は保証書が使用できない場合もございます。
また、購入店・購入日の記載がされていない保証書もご使用になれませんので、ご注意ください。

2)ロッド水洗いの注意点

ロッド使用後は水洗いにて、塩分・汚れ等を落としてください。
その際、ブランクス内部に水が入らないようにご注意ください。
(ティップ側を上下逆さまにして上から水を掛けたり、お風呂の中にまるごと浸けたりするとブランクス内部に水が入ってしまいます)
ティップ側のロッド内部に水が入った場合は、シャクリ時やキャスト時の負荷がかかるタイミングでギッ、ギッといった異音が発生します。
(特にエギングロッドにおいて顕著です)
ティップ側に一度入ってしまった水は簡単には除去できなくなり、有償修理となりますのでご注意ください。

 
 

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