2026年新春
BREADEN TIMESご愛読の皆様に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。
旧年中はBREADEN社、製品をご愛顧お付き合い賜り厚く御礼申し上げます。
本年も何卒よろしくお願いいたします。

本年5月、BREADEN社は創業24年を迎えます。
私の釣具メーカー勤務時代を含めると約35年、業界を振り返ると…
釣りムーヴメントは数を追う毎により小さく、よりニッチに繰り返され、気付けばかつての磯ブーム、鮎ブーム、ブラックバスブーム…などと言う巨大市場は業界には存在しません。
そもそも趣向性の強い釣りという遊びは、ムーブメントを繰り返し経験した後に多様化、細分化していったのです。
それは音楽カルチャーやファッションカルチャー同様に、釣りというカルチャーが成熟期を迎えたのだと言えるでしょう。

よりマニアックに、ニッチに多様化し、個人自由主義となった釣りカルチャーのニーズを満たすには、それにマッチするよりマニアックで専門的な商品、ブランドが最適になるでしょう。
市場規模や流行を追う商業主義的な商品やブランドには魅力を感じ難く、エンスーな釣り人には退屈なものと感じられるでしょう。

釣りというカルチャーが成熟したこれからの未来は、我々のような専門ブランドがそれぞれのジャンルにおいて釣り人のエンスーな欲求を満たす事が使命となります。
細分化する個人のスタイルにいかにマッチする商品、スタイルを提供できるか?そしてエンスーな欲求に応えるだけでなく、釣り人が心ときめく様な商品やスタイルを提案していきたい…それこそがBREADEN社創業以来の理念です。

弊社だけでなく、それぞれのジャンルでそれぞれの専門ブランドが、「らしさ」の追求を没頭し、その中から釣り人個々が自分のスタイルにマッチする個性をチョイスし、釣り人もまた「らしさ」を追求し、自らの釣りの感動を演出するでしょう。
自然と対峙し魚達との関わり方で自己表現する…釣りは何と素晴らしい趣味なのでしょう。

先の見えない不安定な国内外の社会政治情勢、釣りを取り巻く環境も多くの問題を抱え厳しい状況にはあります。
今後、より多くの釣り場が解放され釣況に恵まれ、多くの釣り人が「釣り」というカルチャーを通して感動、知的興奮、日々の生活に幸福感を味わい、無邪気に思う存分に釣りに熱中し楽しめる社会になりますよう、そして世界平和を祈願致します。

2026年のBREADENにお付き合いご愛顧の程、よろしくお願い致します。

株式会社ブリーデン 代表取締役 村井光一

 

 
 

正月のお魚

BREADEN TIMESをご覧の皆様。フィールドスタッフの津田です。新年明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

皆様はこのお正月、いかがお過ごしになられましたか?私はもう毎年のことですが大晦日から宴会続きで、うちに友人たちを呼んで、好きなものだけを作って食べて飲んでという日々を送ります。

私的にはセイコガニとナマコとイクラ(つーの3大好物笑)があればそれでいいのですが、やはり新鮮なお刺身も食べたい、白身フライなんかもあるといいよな、それが釣ってきたお魚だったら友人たちも喜ぶだろうな、ということで年末には必ず食材確保のための釣りをします。食材として欲しいのはメバル、ではなくて実はシーバス。メバルも当然釣れたら嬉しいし美味しいのですが、正月の冷蔵庫にシーバスが一本どんと寝かせてあると「これさえあればいつでもなににでも料理できるよな」という安心感があって、この時だけはシーバス狙いになるんです。

12月29日
波高1.5mとそこそこ波気があって良い感じ。ただ西風が強くてキャスト方向が限られる状況。シーバス狙いとは言え、この時期ショアに着くメバルとシーバスが食べるものは8割がた被ってくるので、毎年機能するメバル場をランガンしていきます。

まずはワンド系のポイント、特に北西に口を開けたワンドはカタクチイワシやナミノハナなどの小魚系が溜まるので、タイミングさえ合えばストロングになるポイントなんですが、覚えのある3箇所を巡っても釣れず。なにしても釣れず。魚が口を使うとか使わないとかいう類のポイントではないのでこれはもうお魚がいないんですね。つまりベイトがいない。この釣行までにも週に一回程度撃ってはいたのですがずっとそんな感じでした。

となると藻場。この時期のもう一つストロングになり得るベイトにバチがあるのですがそれが湧くのは藻場なんです。ただこのベイトもその年による発生量の差が大きくて、メバルの当たり外れはその具合に大きく依存します。

一箇所目、堤防から撃てる規模の大きなポイント。波の感じも良くて泡の潮目なんかも出ていたりして状況は悪くない。フロートにジグヘッド1.2g、ワームはBACHIのチャートで撃っていきます。明暗の絡むポイントで、その境界と泡の潮目がシンクロするタイミングを丁寧に通していくとまぁいくつかメバルは釣れるんですが、でも25cm程度とサイズがない。それにこの時期なのにほぼ抱卵していない。スポーニングを前にして荒喰いを目的にここに入ってきているわけではないいわゆる居着きの魚なんでしょうね。そしてなによりあたりの質がバチではないんです。メインベイトがバチならモワッと大きく吸い込むあたりなんですがそうではなくて小さくツッ!と吸い込む微小な反響系のあたり。ワームの尻尾だけを啄むようなミスバイトもいくつかありました。ということはバチも湧いてない。つまりこの時期のストロングパターンになり得る2大ベイトがいない海なんですね。うーん。困りますよね。

とは言え藻場にはとりあえずお魚はいるんだなと2箇所目。規模の小さな藻場。沖に長い磯があってその切れ目から波が流れ込んできます。スリット状になって潮もよく走るポイント。

流れ込みの手前に一つ沈み根があってそこに魚が着くのでビーナッツクリアspでタイトに流してみます。遅くもなく速くもないリトリーブ。するとまた「ツッ!」と同質のあたりが出ました、が乗らず。んー、スピードかな?と速くしてみますが、そうするとあたらず、遅くしてみてもあたらず。元に戻してみると「ツッ!」とまたあのあたりで今度は乗りました。でも小さい。これも25程度の居着きのメバルなんですが、ビーナッツのリアフックに掛かっているんですね。

ん?後ろから食ってる?ワームもテールバイトだったよな、、、。

その後違う沈み根を撃って全く同様にひとつ追加、これもリアフックに掛かっている。小魚もバチもいない海で、こいつらいったいなに食ってるんだろ?とずっと考えていたんですが、そのヒントがいくつか揃ってきました。

①ほとんど口を開けずに小さく鋭く吸い込む。
②リトリーブスピードが大事。
③後ろから食ってくる。
④藻場。

これらが意味するところはそれぞれこうだと考えます。

①ベイトが軽くて小さいということ。
②意思を持って泳ぐベイトであるということ。
③その方が逃げられにくいということ。
④そこにしかいないということ。

あ、なんだ、そうか。そういうことか。。。

タックルボックスを開けてルアーチェンジ。「エビさん(エビのさんぽ)」をスナップに掛けます。

そう。ベイトはエビなんですね、藻海老。足元の海藻を照らすと複数の目がピカーっと光っています。

以前にも書きましたが「エビさん」はエビパターンに極端に強いんです。エビさんなんだから当たり前だと思われるかもしれませんが、その形をしたものをそのものとして魚が食うかどうかというのは全然別の話で、エビの形をしたルアーをエビだと思わせて口を使わせるってすごく難しいことなんです。形だけではない「何か」がないとできないこと。その何かをエビさんは持ってるんです。これは開発者の健太郎さんとも激しく意見が合致したことでした。

欠点として横風に浮きやすいので風に逆らわずスリットに平行にロングキャスト。少し引いてくるとまたそこにも沈み根があるはずなのでそのラインを外さないよう慎重に。2キャスト目。沈み根を越えたあたりで「カンッ!」と金属製のあたり。あわせた水面がごぼりと渦を巻きました。

「!!っしゃーーーシーバス!」

かなりサイズがありそう。しかも首振りの幅から推測するに、ルアーは口の横,あるいは中に掛かってる感触。これは慎重にいかなければなりません。なんせ正月の食卓がかかってるわけですから。絶対バラせない。

風が強いからとPEを04にしたことを後悔しながら、ややこしいシャローの藻場でのファイトはなかなかスリリングでしたが、手にしているGRF-TR711 PE specialが絶妙に粘ってくれました。

繊細なティップ、やや高い位置のベリー、強いバット、1.5gジグヘッドから15gのフロートまで無理なくこなすことができるバーサタイルさでこの冬はずっとこれ一本を持って海に来ていたのですが、ようやくその本領を発揮できるお魚を掛けることができました。グリップの長さが85ペスペと同じなので、こんな強いファイトの時にとても楽なのもよくわかりました。

シーバス77cm。体高もあって食材として最高のお魚ですね。さばいたお腹の中には半分溶けた小アジ1匹と、そしてやはり数匹のモエビが入っていました。メバルは全てリリースしたのでお腹の中は見ていませんが、間違いなくエビパターンだったと思います。ただ、エビってパターンと表現できるほどのベイトなのかな?とも思うんですよね。

モエビは無数に、しかも一年中藻場に存在します。わざわざそれを目当てにして、大切なスポーニング前のメバルやシーバスがショアに寄ってくることなんてないと思うんです。カタクチとかバチが出ない、なので言ってみれば「しょうがないから」食べている、そういう立ち位置のベイトなんだという気がします。

今シーズンの越前海岸は間違いなく不調だったと思いますが、やはりベイトなんですよ。ベイトが出ない、寄らない。メバルが減った、とか言われますけど、船の釣果とか見れば沖にはいるようですので、ショアにまで誘引できるだけのベイトが出なかった、というだけの事なんだと思います。

写真はシーバスフライとカルパッチョ。
素晴らしく美味しかったですよー。

ではみなさん。良い一年になりますよう。私もぼちぼち頑張ります。

TSUU(津田 弘臣)
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どうも、めばり〜です。
まずは皆さま、新年おめでとうございます。
2026年も変わらずよろしくお願い致します。
さて、新年一発目のコラムですが、昨年新たにリリースされたニューロッドTR711PEスペシャルについて。

前回のコラムでも紹介させていただき、メタルマル、小型プラグの使用感を簡単に紹介させてもらったのですが、今回は大本命の対メバルで使用した感想を少し書いてみようかと思います。
購入前から、このロッドの本命ターゲットはメバル、大型アジになるだろうと予想していたのですが、ようやく待ちに待ったメバルシーズンの到来です。
PEスペシャルらしい汎用性の高さはメタルマルゲームでも確認済み。
後は一番気になる自分のスタイルでの対メバルでの使用感です。
個人的にPEスペシャルを使ってメバルを狙うシチュエーションは大型狙いでのフロートリグとプラッキングです。
今回は特にフロートリグをメインで複数のポイントへ数回の釣行を重ねました。
タックルの詳細としては、TR711にリール2500番、ラインPE0.5、リーダー7lb、フロート10〜15g、スモウヘッド0.3、0.6g、ネジネジワーム。
まずは10g、15gのフロートを背負ってのキャストフィール。
これはメタルマルゲームでも感じたことですが、正直一瞬戸惑いました。
タックルの軽さをかなり感じます。スイング時の軽快感、振り抜いた瞬間の抜けの軽さ。
特にキャパに充分余裕のあるウエイトではタックルの軽快感をすごく感じられます。
そして、キャスト後の操作感ですが、フロートの動きが手に取るように感じられます!
リグが藻やストラクチャーに当たった感覚もイメージ出来る。
軽量化され、繊細さも増した印象を強く感じます。
最近メバル狙いでよく釣れるミナミハタンポなど、本命以外の反応も一瞬でメバルじゃないと区別できます。
これまでのペスペもなんの不満も感じないほどかなり高いレベルで作り込まれたロッドでしたが、TR711は軽さが大きな武器になることを印象づけられるロッドだなと感じました。
ここはレングスの違いなど、それぞれの特徴をうまく使い分けていくのが釣果を出すには良いかなと思います。
使い分けといえば、しばらくTR711を使い込んで感じたことのひとつに、使用するリールサイズがあります。
TR85、TR93には迷わず2500番を組み合わせており、バランス的にもこのサイズ感がベストと感じていました。
ただ今回のTR711はショートレングス化され、軽量に仕上げられており、その特徴でもある軽快さ、取り回しの良さを最大限にいかすなら2000番もアリかなと感じました。特にジグ単や小型プラグなどの単体リグには、2000番でより軽快に繊細なセッティングもひとつの選択肢かと思います。
そして最後に、実際魚を掛けた感想ですが、今回の数回の釣行では本命のアタリは一度だけ。その貴重なアタリをキャッチまで持ち込むことが出来ました。サイズは28㎝ちょい。
尺には程遠いですが、ホームエリアでは大型の部類入るサイズです。ドラグはフルロック、ロッドを立ててゴリ巻き!
磯回り、シャロー帯でのメバリングでの基本といった感じのファイトです。
まだ産卵を意識する前の元気な個体。
良い引きを味わえたのですが、全然余裕です!難なく足下まで寄せてからの抜きあげ!
ちょっと細身の印象のTR711のブランクス、抜き上げに不安を感じたのですが、実際は尺クラスでも問題ないであろう綺麗な曲がりと粘りで問題なく抜き上げ。
今回は何度か通って、メバルはこの一本だけと満足の行く結果ではなかったのですが、年々釣りづらくなっているホームエリアのメバリング。昨シーズンは良型らしいアタリすら感じられることが出来なかった中で、幸先よく一本獲れたことで、このロッドへの信頼感が一気強くなりました。
これまで引き寄せることが出来てなかった一本を引き寄せることが出来るかも知れないと期待しています。

めばり~(濱口直久)

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■Metalmaru13 / 19 新色追加

metalmaru新色

メタルマル13とメタルマル19に新色追加。

他のサイズ展開にある人気カラーを追加ラインナップ!!

 

11月:新色ならびに定番人気カラー、出荷開始しました。

 

 
アウトフィッシングショップ

ブリーデンアウトフィッシングショップは、ウエアやフットギアを中心とした取扱いとなっております。

(ロッドやルアーなどのフィッシングタックルは対象外です)

 

BREADEN OUTFISHING SHOP
はこちら
 
 

1)ロッド保証書登録について

ロッドに付属してある保証書の片側は、保証書登録カードになっております。
ご購入後は速やかに保証書登録をお願い致します。
保証書に記載しておりますように、登録を行なっていない場合は保証書が使用できない場合もございます。
また、購入店・購入日の記載がされていない保証書もご使用になれませんので、ご注意ください。

2)ロッド水洗いの注意点

ロッド使用後は水洗いにて、塩分・汚れ等を落としてください。
その際、ブランクス内部に水が入らないようにご注意ください。
(ティップ側を上下逆さまにして上から水を掛けたり、お風呂の中にまるごと浸けたりするとブランクス内部に水が入ってしまいます)
ティップ側のロッド内部に水が入った場合は、シャクリ時やキャスト時の負荷がかかるタイミングでギッ、ギッといった異音が発生します。
(特にエギングロッドにおいて顕著です)
ティップ側に一度入ってしまった水は簡単には除去できなくなり、有償修理となりますのでご注意ください。

 
 

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